外来で、あいさつもそこそこに、医者が尋ねる先から口を開いて滔々(とうとう)と喋り出す患者がいる。大抵の医者は最後まで聞いていない。そこそこに相手のしゃべりをさえぎる。後に控える患者のカルテがズラッと並んでいたらなおさらである。

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