Dr.ニシの外来は今日も忙しい。緩和ケアの患者だけではなく、一般内科患者の診療も行っているためだ。そんな外来に、地域の介護施設から急患として一人の患者が紹介されてきた。 サトウマサルさん85歳、男性。以前、誤嚥性肺炎で当院に入院しており、2週間前に退院したばかりだった。施設の嘱託医からの紹介状には「昨日夜半から発熱あり、アセトアミノフェンで経過観察していたが改善せず、今朝になって痰量の増加と酸素飽和度の低下を認め、経口摂取も困難となりました。貴院にて御高診のほどよろしくお願いします」とある。

誤嚥性肺炎の絶食・抗菌薬、本当に必要?の画像

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