医療情報の「個人情報」としての側面と、匿名化した医療情報の「公共性」のバランスを、どのように取るか――。2015年1月17日に東京都内で開催された「医療情報の利活用と個人情報保護シンポジウム」(主催:東京大学大学院医学系研究科医療経営政策学講座)では、こうしたテーマを掲げたパネルディスカッションが開かれた(関連記事)。パネリストの1人として、「医療情報と個人情報保護の法的側面」を論じたのが東京大学法学部教授の樋口範雄氏。個人情報保護を盾に、あらゆる場面で個人情報の利用を許そうとしない風潮に警鐘を鳴らした。

医療情報の公共性を殺してはならないの画像

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