爆撃を受けたのは病院機能の心臓となる救急室、手術室、そして集中治療室であった。そこにあったベッド、医療器材、医師、看護師、患者、全てが跡形もなく焼かれ灰となった。2015年10月3日の深夜、アフガニスタン・クンドゥーズ外傷センターが米軍によって爆撃された事件からまもなく1年。がれきと化したその姿はいまだに事件当日のままの状態で時間が止まったように残されている。唯一その場から動かされたのは人物同定もできないほど黒焦げになって焼死したり、爆撃で手足や頭部を失ったり、逃げるところを上空から銃撃され亡くなった42人の遺体だけだ。

命を奪われた現地医師の夢の実現を目指して…の画像

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