日本の国民医療費の増加については、既にさまざまな機関が将来の医療費を試算し、推定値を出している。マッキンゼーでも独自の前提条件と算定手法を用いて、2035年までの試算を行った。これによると、日本の医療費は2005年の33兆円(GDP比6.6%)から、2020年には56〜62兆円(GDP比9.6〜10.2%)、2035年には85〜92兆円(GDP比12.2〜13.8%)に達すると予測される。30年後には、GDPに占める医療費の割合は現在の2倍に増大する計算となる。

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