勤務医が次々と職を辞し、診療科や地域によっては補充が困難なため、医師増加策を叫ぶ声が大きくなっている。しかし、総数ではなく、偏在が問題という指摘も少なくない。三軒茶屋第二病院(東京都世田谷区)副院長の風間繁氏は、厚生労働省などの公開データを基に分析を行い、1県1医大構想が要因の一つと指摘する。人口60万人の鳥取県にも人口600万人の千葉県にも医学部は1施設だけ。このままなら、人口当たりの医師数は差が開く一方になる。「地域によっては医師過剰が生じ、『患者奪い合い』になりかねない」という。風間氏の分析結果を以下に紹介する。

1県1医大構想が生んだ“医師不足”の画像

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