今回は、レビー小体型認知症の薬物療法について臨床診断基準第4版での記載と、私の実体験を基に考えてみたいと思います。

 中核症状に関する記述は非常に簡潔になっています。メタ解析の結果からは、リバスチグミンとドネペジルの使用は認知機能や全般性機能、日常生活動作を改善し、さらに改善が見られなくても、服薬している限り、悪化することは少ないとされています。メマンチンのレビー小体型認知症に対する効果は明らかではないようですが、忍容性は担保され、単独あるいは併用療法で効果を期待できるかもしれないと記載されています。ガランタミンに関してはこの診断基準では全く言及されていません。

レビー型認知症への薬物療法をどう進めるかの画像

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