前回は血管性認知症の病型と診断基準のあやふやさについて考えてみました。血管性認知症の診断を不確かにしている要因として、(1)現行の診断基準に不備があり、血管性認知症を確実に診断することができない、(2)異質な病態が混在した中で議論が進んでいる(血管病型の多様性)、(3)Pre stroke dementiaの関与、(4)脳血管障害とAD病変の関わりが不確実である、とくに高齢者では両病変が混在した混合型認知症の病態が多い、(5)病理学的診断基準がない――などが挙げられると思います。今回は、pre stroke dementiaと混合型

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