認知症患者さんの急増に伴い、認知症を専門とされない非専門医の先生方も認知症診療に積極的に参加すべきだと声高に叫ばれています。各地の医師会でも認知症に関する研修会や勉強会が積極的に開催されています。認知症を勉強しなければ……、あるいは認知症診療に関わらなければ……との機運が高まっていることは歓迎すべきことと思います。超高齢社会に向かうわが国で、多くの医師が認知症診療に関わることは当然のことかと思いますが、果たして我が国の現在の認知症施策に問題はないのでしょうか。今回は、20年以上認知症診療の現場に籍を置いてきた著者の個人的な考えを述べてみたいと思います。

非専門医が全ての認知症を診る必要があるかの画像

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