アルツハイマー型認知症では、食行動の変化が見られる場合が多いと思います。介護家族からしばしば相談を受ける内容の1つに「食べたことを忘れてしまい、何度も食事をするので困っている」があります。私の臨床経験では、何回も食事をするアルツハイマー型認知症患者さんの大半は、過食によって腹痛や嘔吐、下痢などの消化器症状を起こすことはないように感じています。ですから、上記の相談を受けた際には「患者さんの好きなように食べさせてあげてください」と家族に伝えるようにしています。

食欲低下を示すアルツハイマー型への薬物療法 の画像

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