アルツハイマー型認知症では、怒りっぽいこと(易怒性)が特徴の1つともいえます。筆者が開設するもの忘れ外来にて初診アルツハイマー型認知症患者さんの症状を分析した結果では、初診患者さんの44%で易怒性が認められることが明らかになっています。さらにアルツハイマー型認知症の臨床経過に伴い、易怒性や暴言などが新たに出現あるいは増悪することもしばしば経験します。易怒性が軽度ならば介護家族が病態を正しく理解し、傾聴や適切な接し方などを行うことで対応は可能になるかと思います。しかし、易怒性が進み家族の精神的負担が大きい場合には、必要に応じて薬物療法を導入せざるを得ません。今回は、易怒性あるいは暴言を吐くアルツ

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