クリニックの開業を決意してから、開業希望者向けのセミナーに幾つも参加してきた小児科のA医師。初期投資をできるだけ抑え、固定費も抑えることで損益分岐点を下げ、事業の失敗リスクを減らすのが重要だということを学びました。そこで開業準備に当たっては、初期投資と固定費の削減を常に意識。テナントの内装工事や医療機器、電子カルテなど特に金額が大きいものについては、先輩開業医の意見も参考にしながら、見積もりの内容を1項目ずつ納得いくまで、業者さんに確認するようにしました。
 設備工事の効率性を考えて部屋の配置を検討したり、内装工事にはできるだけ既製品を使うなど、常にコスト削減の可能性を追求しながら準備を進めたA医師。医療機器も複数メーカーのデモを受け、営業担当者と人間関係を構築しつつ、競争意識をあおりながら購入価格の引き下げにつなげようとしていました。

コスト削減を意識しすぎた医師が陥った罠の画像

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