老年医学という専門分野を皆さんご存知でしょうか? 米国でGeriatricsあるいはGeriatricianというと患者さんであってもおおよそのイメージをもつことができるようなのですが、日本では、医学部での老化などに関する講義あるいは研究という印象が強く、臨床の側面がはっきりしないのではないかと感じています。超高齢化社会と呼ばれる日本で、高齢者医療を担っている医師のほとんどがそれほど意識することなく、老年医学/医療を日々実践しているというのが現実です。この連載では、老人医療の日常診療のクオリティーを上げるための「臨床老年医学のパール」についてお話していきます。

外来で「転倒の既往」を尋ねてますかの画像

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