長かった冬がようやく終わり、ここ魚沼にも春がやって来た(今年は、特に冬が長かった気がする。なぜだろうか)。先日は久しぶりにロードバイクを整備し、20kmほど走ってきた。もう少しでいよいよ、ここ新潟でもサイクリングシーズンの到来である。
 
 さて、今回は病歴聴取の効率的な方法とシステムに関しての考察(というのもオーバーだが)の話である。

 従来の病歴聴取に関する書籍を見ると、病歴聴取は外来において非常に大切、という論調が多い(気がする)。これはすなわち、病棟入院に際してはあまり重要視されていない、という事実の裏返しではないか。さらに言えば、大変厚い本の最初の一章、という扱いが多いと思う。

 しかし、考えてほしい。日本の忙しい外来事情の中で、本書で挙げたような、きっちりとした病歴聴取が果たして可能だろうか(本連載で挙げた様々なポイントやテクニック、時間管理を用いれば、効率は上がるはずだ。しかし、限界はある)。

入院時こそ病歴聴取を!その理論と効率的な方法の画像

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