米国においては、我々ホスピタリストは既に一定の地位を獲得している。というより、もはやホスピタリストなしで回る病棟は、米国にはないのではなかろうか。重要度に関する比重の違いはあるにしても、いまや大学病院においてもホスピタリストグループは存在し、実地臨床および教育に腕を振るっている。一方日本では、医局制度に伴う従来の専門医主導型のシステムがどうしても大きな壁になる、というのが帰国以来の私の印象だ。現状では、少なくとも大学病院あるいはその類似病院においてはよほど大きな変革がない限り、米国型ホスピタリストシステムが伸びるのは難しいであろう。

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