アメリカのトランプ大統領が「アメリカファースト」を掲げ、様々な新しい政策を繰り出しては、波紋を広げています。東京都の小池百合子知事が初登庁時の職員への訓示で強調したのは「都民ファースト」でした。今回、緩和ケア医として私が掲げたい公約は「本人ファースト」です。「これから、どこで、どのように過ごすか」というテーマ。終末期、もしくはその状態が迫る癌患者を診療している医療者であれば、誰もがそれを考えざるを得ない事態に遭遇するではないでしょうか。そして、これは癌患者だけに限りません。治癒困難な病気を抱える全ての患者や家族にとって、大きな問題です。

在宅を望む本人と入院望む家族、どちらに立つ?の画像

ログインして全文を読む