精神科単科病院の身体合併症病棟という、一般の医療者とはやや異なる少し特殊な状況で診療をしてきました。その経験をご紹介することを通じて、精神科というものの実態を知っていただきたいと思いました。また、その中で、かなり多くの方が亡くなるのを看取ってきました。その多さに、「死」に対して麻痺してしまったような感覚があり、後ろめたさがありました。コラムとして書くことであらためて振り返りつつ、自身の後ろめたさの解消をし、あわよくば読んでいただいた方に何かの参考にしていただきたい。大げさに言えば、「死」を「希望」に変えたい、というようなものでした。

なぜ相模原事件の被害者の名前は伏せられたのかの画像

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