我が国は、2025年に年間約160万人が死亡する「多死時代」に突入します。高齢者心不全医療においても、病院完結型医療から地域全体で支える地域完結型医療への移行を行い、在宅で最期を迎えることを選択肢に加えていく必要があります。2016年に日本心不全学会より高齢心不全患者の治療に関するステートメントが発表され、最期を迎える場所として在宅医療を考慮するフローチャートが示されました。本来、診断早期から患者・医療者間で希望や価値観の共有を行うことがアドバンス・ケア・プランニングの取り組みですが、現実は、差し迫った状況で初めて終末期の意思決定につについて話し合う場面が多いのです。

心不全緩和ケアを在宅に持ち込む3ステップの画像

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