頭部CTの解説を担当する筆者は現在、国立大学病院としては初の民間病院内サテライトキャンパスでもある茨城県水戸市内の救急病院で脳神経外科医をしている。頭部CTは出血や梗塞、腫瘍など頭蓋内病変のスクリーニング手段としてよく使われるが、部位によっては読影が難しい場合も少なくない。まず、頭部CTの適応について総論的に考え、疾患ごとの各論を次項以降、順に述べていきたいと思う。

一過性神経症状も適応 失神は撮像の必要なしの画像

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