訪問看護制度が民間企業に解放される少し前の1998年8月末のことでした。一人暮らしの91歳の紳士Tさんが、在宅で、息子のように可愛がっていたMさんと言葉を交わしながら穏やかに逝きました。今にも語り出しそうなその顔には、苦しみなどはまったく感じられず、満足感がにじみ出ているように、私には思えました。

「看護師さんに看取ってほしいのです」の画像

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