ある日の夕方、57歳の米国人男性が近くの米軍基地からやってきた。フィリピン人スタッフによると、「クラミジアに感染しているらしいので診てほしい」と言っているという。 ああ、またかと気持ちが重くなる。医師ならだれでもそうかと思うが、自分があまり得意としない分野の患者を診る、いや正確にいうと診ざるを得ない状況に置かれるのはあまり愉快なことではない。当院にはいわゆる性感染症の治療を目的に患者がやってくることがある。

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