2007. 1. 8

日本臨床内科医会は、2000/2001年シーズンから大規模インフルエンザ多施設研究を実施し、多くのエビデンスを蓄積してきた。これらを基に作成した「インフルエンザ診療マニュアル」の一部を、本連載で紹介する。
今年もインフルエンザのシーズンが到来しました。ここ数年で相次いで発売された迅速診断キットや抗インフルエンザ薬を日常診療でいかに使いこなすか、インフルエンザ診療のポイントを解説します。
日本臨床内科医会がアマンタジンの効果を過去3年間にわたって調べた結果、年々解熱時間が有意に延長しており、次第に効果が減弱しつつあることが臨床的に示された。今シーズンはオセルタミビルやザナミビルを使用すべきと考えられる。またインフルエンザ罹患時の対症療法として使用する解熱薬は、小児の場合より危険性の少ないアセトアミノフェンが適切である。抗菌薬は、セフェム系よりもクラリスロマイシンの方が咳の早期改善効果が高いことが示された。(記事全文を読む)