日常診療において、いかに軽症うつを診断するかが問題だ。いかにも不安気で、頭痛、全身倦怠感など多くの愁訴を持っていれば軽症うつを疑うことは簡単だが、外見上は抑うつをほとんど見せない受診者もいる。私の場合、食欲、性欲、睡眠欲という“3大欲”の変化を問診に取り入れるようにしている。また逆に、うつ病患者が器質的疾患を持つ場合もあるため、どのような患者に対しても内科診断学的アプローチは忘れてはいけないだろう。

どんな時にうつ状態を鑑別に入れるべきかの画像

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