福島県立医科大学心臓血管外科学の高瀬信弥氏らは、非保護左冠動脈主幹部病変(ULMCA)に対するCABG(98%がOPCAB)とPCIの成績を約3年にわたって比較検討した。その結果、CABGは、緊急例を含む多枝複雑病変であっても、PCIよりも再血行再建率が有意に低く、心臓死も完全に回避できる成績を得た。第27回日本冠疾患学会学術集会(2013年12月13〜14日、開催地:和歌山市)の外科内科合同パネルディスカッション「PCI vs. CABG―左冠動脈主幹部病変・多枝病変へのアプローチ」で報告した。SYNTAX試験ではPCIよりも高率だった脳血管障害は、同氏らの検討では有意差がなかったという。

ULMCAに対するOPCABは心臓死、再血行再建を低く抑えるの画像

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