震災後支援のための熊本派遣チームに加わることになった時の話である。予定ではメーカーから携帯型エコーが借りられるはずだったのだが、出発前に急に事情が変わって借りるのが難しくなった。エコーを専門とする臨床検査技師は、検査ができなければ医療チームの一員として力を発揮できない。派遣は2日後だ。どうしたものかと思案していたところ、救いの神が現れた。尊敬して止まない九州出身の医師が、ポケット超音波装置を提供してくれたのだ。開業医は支援に行きたくても自分の診療を簡単に休めないので、代わりに装置を役立ててほしいというご提案があり、ありがたくお受けすることにした。

想像以上に便利な携帯型エコー、腎盂腎炎も発見の画像

ログインして全文を読む