非溶血性輸血副作用の一つとして輸血後急性肺水腫があります。これは「輸血関連循環過負荷(transfusion-associated circulatory overload;TACO)」と「輸血関連急性肺障害(transfusion-related acute lung injury;TRALI)」の病態に区分されます。どちらも重篤な輸血副作用ですが、TACOは輸血に伴う容量負荷により起こる心不全で、胸部X線で肺浸潤など心原性肺水腫の所見を認めることがあり、輸血後6時間以内の発症が多く、TRALIとの鑑別困難な場合が多いようです。

血小板抗体がTRALIを引き起こす!?の画像

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