私はアメリカの総合病院に7年ほど勤務し、その間に日本からの訪問者を臨床検査室に案内した際、日本との違いで驚かれたことが幾つかありました。そんな点を思い出し、日本とアメリカの臨床検査の違いについて紹介します。日本では臨床検査に血液検査や尿検査に代表される検体検査、病理検査や細胞検査、それに生理検査も含まれています。日本で当たり前のこのシステムですが、実は台湾や韓国など一部のアジアの国々に限られています。アメリカやヨーロッパなど多くの国々では臨床検査技師の業務に生理検査や採血が入っていません。心電図、脳波生理検査、超音波検査はそれぞれの有資格者が検査を行っています。

生理検査や採血は検査技師の業務ではない?の画像

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