本当に胸が高鳴り、うれしく、かつ最も緊張した手術――。それは私が初めて術者としてメスを握った手術だ。これまで心臓バイパス手術は3000例以上、心臓外科手術全体では5000例以上を手がけてきた。日本で初めてバチスタ手術を手がけるなど様々な経験をしてきたが、その中でも一番印象に残っている。あの時の思いは、いまだに忘れない。

5000例の心臓手術、その原点の画像

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