私が卒後5年目のころですから、もう20年以上前(1985年ごろ)になります。まだ20歳くらいの1型糖尿病(当時はインスリン依存型糖尿病と呼んでいた)の女性患者さんが、末期腎不全で、当時勤務していた総合病院に来院しました。初診時から、ほぼ失明状態で、自暴自棄になっており、ご家族のフォローも乏しく、近いうちに透析が必要となることが想定されました。前医での治療も、今では信じられませんが、1型糖尿病に中間型インスリン(ヒューマリンN)の朝1回注射だったと記憶しています。

血液透析の必要性を患者に説得できずの画像

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