医師をしていた時の思い出として残っているのは、ほとんど苦い味のものです。反省、苦悩、無念、後悔−−患者さんごとに異なりますが、そのときの情景ははっきりと浮かんできます。特に、2年近く主治医として受け持った癌患者さんのことは、今でも強く印象に残っています。患者さんが亡くなられた後、家族の方が闘病生活中の日記をコピーして送ってくださいましたが、そこには死に向き合って生きている患者さんの苦悩がつづられていました。

あきらめないで良かった−−The possibilities are endless.の画像

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