2017年11月、抗CD38抗体ダラツムマブが再発または難治性の多発性骨髄腫に承認された。また12月の米国血液学会(ASH)では、キメラ抗原受容体(CAR)発現T細胞を用いた免疫細胞療法による良好な結果が報告されている。骨髄腫の治療が新たな段階に進みつつある。5月12〜13日に千葉市で開催された第43回日本骨髄腫学会学術集会のシンポジウム「新規分子標的療法と免疫療法、CAR-T細胞療法の新展開」(座長:慶應義塾大学薬学部病態生理学講座の服部豊氏、三重大学大学院医学系研究科遺伝子・免疫細胞治療学講座の渡辺隆氏)では、骨髄腫で開発が進む新たな治療法について、現状と展望が解説された。

免疫病態に基づいた骨髄腫の治療戦略の画像

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