転移を有する腎細胞癌(mRCC)の予後はさまざまです。予後予測因子として、MSKCCによるリスク分類が広く用いられていますが、poorの中でも3因子と5因子の患者さんの予後は違いますし、intermediateでも1因子と2因子では違うことがわかってきています。また進行の速さもケースごとによって異なりますし、初回診断時に転移を認めるような場合は、原発巣の発生からどのような時間軸で受診したのかを知ることは困難です。

2017/3/23
転移を有する腎細胞癌(mRCC)の予後はさまざまです。予後予測因子として、MSKCCによるリスク分類が広く用いられていますが、poorの中でも3因子と5因子の患者さんの予後は違いますし、intermediateでも1因子と2因子では違うことがわかってきています。また進行の速さもケースごとによって異なりますし、初回診断時に転移を認めるような場合は、原発巣の発生からどのような時間軸で受診したのかを知ることは困難です。