近年の臨床試験の結果から、切除不能進行・再発胃癌に対する治療選択の幅が広がりつつある。ファーストライン治療では、2014年9月よりオキサリプラチンが保険適応の対象となり、2015年3月20日に承認された。セカンドライン治療では、パクリタキセル(週1回法)、ドセタキセル、イリノテカンの3剤が標準とされる状況が長く続いていたが、2015年3月26日、ヒト型抗VEGFR-2モノクローナル抗体ラムシルマブが承認された。ラムシルマブは、胃癌を対象として生存期間を延長し承認された初の血管新生阻害薬であり、HER2陰性胃癌では約10年ぶりの新規薬剤の導入となる。

進化する進行胃癌の化学療法【外科学会2015】の画像

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