治療歴があるRET融合遺伝子陽性の肺腺癌患者に対し、RET融合遺伝子を含むマルチキナーゼを阻害する経口薬レンバチニブが有望な臨床効果を示し、RETを標的とする治療歴の有無で効果に差はみられず、用量調整により毒性も多くの患者で管理可能であることが、フェーズ2試験から示された。10月7日から11日までデンマーク・コペンハーゲンで開催された欧州臨床腫瘍学会(ESMO2016)で、米国Cleveland ClinicのVamsidhar Velcheti氏が発表した。

2016/10/12
治療歴があるRET融合遺伝子陽性の肺腺癌患者に対し、RET融合遺伝子を含むマルチキナーゼを阻害する経口薬レンバチニブが有望な臨床効果を示し、RETを標的とする治療歴の有無で効果に差はみられず、用量調整により毒性も多くの患者で管理可能であることが、フェーズ2試験から示された。10月7日から11日までデンマーク・コペンハーゲンで開催された欧州臨床腫瘍学会(ESMO2016)で、米国Cleveland ClinicのVamsidhar Velcheti氏が発表した。