臨床分類でII、III期の下部直腸癌に対し、直腸切除の国際標準手術であるME(mesorectal excision)単独は、国内標準手術であるMEと自律神経温存D3郭清術(神経温存D3郭清)との比較において、非劣性は確認されないことがフェーズ3のランダム化比較試験(JCOG0212)から明らかになった。術後の局所再発率は、MEと神経温存D3郭清を行うことで有意に低下した。6月3日から7日までシカゴで開催された米国臨床腫瘍学会(ASCO2016)で、栃木県立がんセンター統括診療部長の藤田伸氏が発表した。

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