進行肝細胞癌に対するファーストラインとしてベバシズマブとエルロチニブの併用は、ソラフェニブと同等の全生存期間(OS)に対する効果を持ち、副作用はより少ない可能性が明らかとなった。無作為化多施設オープンラベルフェーズ2試験の結果、示されたもの。ただし主要評価項目であったOSの延長効果は認められず、主要評価項目は達成できなかった。1月15日から17日まで米国サンフランシスコで開催されているGastrointestinal Cancers Symposium(ASCO-GI2015)で、米Medical University of South CarolinaのMelanie B. Thomas氏によって発表された。
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進行肝細胞癌のファーストラインとしてベバシズマブとエルロチニブ併用はソラフェニブと同等の有効性【ASCO-GI2015】
2015/1/17