膵がん切除後の補助化学療法においてTS-1単独療法がゲムシタビン(GEM)単独療法を全生存期間、無増悪生存期間ともに大幅に改善し得ることが、今年1月のASCO-GI(米国臨床腫瘍学会消化器がんシンポジウム)で報告された。この結果を受けた日本膵臓学会では改訂作業中の「膵癌診療ガイドライン」に急きょ盛り込むことを決めた。治療の選択肢が限られ、治療成績の足踏みが続いていた膵がん治療が新展開を見せつつある。

術後化学療法で生存期間が延長の画像

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