認知症の人は、今という瞬間を生きている――。認知症専門病院である春日部セントノア病院(医療法人忠洋会、埼玉県春日部市)で日々、内科医として認知症の診療に当たる高野正孝氏も、常に感じることだといいます。そんな瞬間、瞬間を生き抜いた患者さんが亡くなられたとき、見守り続けた看護師たちは涙ながらに死後処置を行うのでした。

「借用書のIさん」が逝き、看護師は泣いたの画像

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