認知症の発症に大きく影響する危険因子として、この数年で注目され始めたのが糖尿病だ。 糖尿病が脳血管性認知症やアルツハイマー病の危険因子であることは、様々な研究で確かめられている。14の臨床研究のメタ解析で発症リスクが高まることが示されている(D Kopf, et al. J Alzheimers Dis. 2009; 16: 677-85.)ほか、アルツハイマー病患者の剖検脳を用いた臨床研究のメタ解析では、血管病変の影響を強く認めた。また、糖尿病網膜症があると認知症発症リスクが高まることも報告されている。

糖尿病でアルツハイマー病の発症リスクは2倍にの画像

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