心電図上の早期再分極として知られる「J波」が、不整脈の専門家内で注目を集めている。J波とは、QRS群とSTの接合部であるJ点が0.1mV以上持ち上がる所見を指す(図A)。J波を伴う早期再分極症候群やブルガダ症候群などを総じてJ波症候群と呼ぶ。J波症候群は特徴的な心電図波形を示し、致死性不整脈を予知できる場合がある。しかしJ波は健常者にも見られるため、「危険度が高いJ波」の見極めが、ハイリスク患者の拾い上げにつながると考えられている。

失神患者の「危険なJ波」は専門医に紹介をの画像

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