日本専門医機構は3月16日に記者会見を開き、4月から始まる専門研修プログラムについて都道府県別の採用状況を公表した。専攻医の数は全国で8409人(3次登録での採用予定50人を含む)。最も多い東京都は1825人(21.7%)で、次いで大阪府650人(7.7%)、神奈川県497人(5.9%)、福岡県451人(5.4%)、愛知県449人(5.3%)となった。
 同機構副理事長の松原謙二氏は会見で、専攻医の集中が指摘される東京の状況を中心にこの結果を説明。今年4月からの専攻医のうち2017年度に東京の初期臨床研修プログラムに所属していた医師数は1350人(初期研修医以外も一部含む)。東京の専攻医採用数は1825人なので、475人増えることとなる。この増加分は「関東、甲信越、静岡のほか、北海道と沖縄から東京に移る研修医が多い」(松原氏)。2017年度との比較で専攻医数が減少する県は他にも多くあるが、これらの県については、「東京に集まったのではなく、隣県など関連の深い地域に移動している」と松原氏は解説した。

4月からの専門医研修、「東京に全国から集中は見られない」の画像

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