神経の再生において重要なのは、軸索の再生(Regrowth)、細胞の補充(Replacement)、そして機能の再生(Recovery)という3つのRだ。われわれはiPS細胞から神経前駆細胞を誘導し、マウスやサルの脊髄損傷モデルを用いて非臨床試験を行い、適切な時期(亜急性期)に適切なiPS細胞から誘導した神経前駆細胞を移植することにより、腫瘍の発生なく、長期にわたって運動機能が回復するということを明らかにした。この過程で取得した特許のうち、霊長類の脊髄損傷のシステムに関しては、日米で特許が成立し、既に幾つかの企業で使われている。

「iPS細胞を用いた再生医療で脊髄損傷に光を」の画像

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