これまで「慢性閉塞性肺疾患(COPD)=肺の炎症」と考えられていたが、最近ではその考え方が変わってきた。COPDが肺にとどまらず、全身の炎症としてとらえられるようになってきたのだ。今年6月に日本呼吸器学会が発行したCOPDの診断・治療ガイドラインにも、糖尿病、骨粗鬆症、心血管疾患など肺以外の疾患がCOPDの「併存症」として明記され、COPDの診療において、全身の病態を考慮すべきことが盛り込まれた。息切れなどの肺にかかわる自覚症状がない患者を、非専門医が拾い上げ、治療することが求められるようになってきた。

COPDは“全身の炎症”の画像

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