臨床研修病院として全国的に人気が高い市立堺病院(大阪府堺市)は、すべての研修医に、グラム染色の手技や読み方を徹底的にたたき込むことで知られている。しかも同院では、グラム染色が日常診療に深く浸透しており、感染症診療に当たる医師が当然のように自分で染色し、診療に役立てている。 市立堺病院では、なぜそこまでグラム染色が定着したのか。その啓蒙や教育に旗振り役を務めてきた総合内科部長の藤本卓司氏と、同科の若手医師である中前範子、北村大の両氏に、グラム染色を日常診療に定着させるコツと、そのメリットについて聞いた。

市立堺病院にグラム染色が定着するまでの画像

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