薬剤用量の調整が容易で副作用による脳内出血が少ない非ビタミンK拮抗経口抗凝固薬(NOAC)が登場し、高齢者への処方が広がる抗凝固療法。だが、超高齢者には脳血管の脆弱性が高まる「脳アミロイドアンギオパチー」の患者が多く存在することが明らかになってきた。出血リスクの高い人を厳密に拾い上げるためにも抗凝固療法を導入する前には、脳画像検査を実施したい。

 超高齢の心房細動患者では脳梗塞を発症するリスクが上がるため、抗凝固療法によるベネフィットは大きくなる。その一方で、抗凝固療法によって致命的な脳内出血が発生するリスクも加齢とともに上がる。ベネフィットとリスクの両者が高まる超高齢患者に対して抗凝固療法を行うべきか否か──。悩みを抱える医師は多いことだろう。

 2017年に発表された欧州の

脳内出血しやすい高齢者はこう見分けるの画像

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