原因菌の薬剤耐性化などにより、1990年代後半から急速に難治化が進んだ小児急性中耳炎。根室市では、この小児急性中耳炎に対する抗菌薬処方を地域を挙げて見直し、ペニシリン耐性肺炎球菌に効果的なアモキシシリン処方を徹底した。これによって、患児から分離されるペニシリンに感受性のある肺炎球菌の割合を26%から73%へと大きく改善することに成功した。この事例は、抗菌薬を適正に使用すれば、地域社会が耐性菌の負のループから抜けられることを証明している。

“根室の奇跡” 耐性肺炎球菌を減らせた秘策の画像

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