今から10年前の2月、ある産婦人科医師が逮捕された。癒着した胎盤を無理に剥離した医療ミスにより患者が死亡したとして、担当医師が業務上過失致死などの罪に問われた事案だ。裁判では検察側の緻密とは言えない捜査内容が露わとなり、被告人の医師は無罪となった。この大野病院裁判で弁護に当たった安福謙二弁護士は、冤罪が繰り返されることへの怒りを原動力に、「なぜ、無実の医師が逮捕されたのか」という一冊の本を書き終えた。

なぜ、無実の医師が逮捕されるのかの画像

ログインして全文を読む