国際的に突出して長期間であるとされる日本の精神病床の平均在院日数。2010年のデータでは、多くの諸外国が50日以内にとどめる中、日本は300日前後であるとされていた。しかし今回、あしたの風クリニック(千葉県船橋市)の佐々木一氏は「調査の対象となる精神病床を各国がそれぞれの基準で選定していることにも原因がある」と指摘。そこで、今回改めて対象となる精神病床を他国の基準に合わせた形で選定し、平均在院日数を算出したところ、「55.8日と、他の諸外国と同等だった」と示した。佐々木氏が、6月2日〜4日に千葉市で開催された第112回日本精神神経学会学術総会で発表した。

日本の精神病床平均在院日数、「突出して多い」は本当か?の画像

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