昨年、米国各地でエンテロウイルスD68(EV-D68)による呼吸器疾患のアウトブレイクが発生。その後、ポリオ様の急性弛緩性麻痺を来した入院患者が相次いだ。突然のアウトブレイクに加え、呼吸器症状だけでなく麻痺を引き起こすことから、米国で「謎に包まれたウイルス」と呼ばれたEV-D68だが、実は日本国内でも2010年以降、検出数が数年おきに増加している。感染後に急性弛緩性麻痺を生じた例も報告されており、EV-D68の国内での流行動向は的確に把握しておく必要がありそうだ。

エンテロウイルスD68の国内流行に備えよの画像

ログインして全文を読む