「まず、これ読んでみて。理解できると思う?」と、都内で内科医を開業する50代後半の男性医師は書類を突き出す。「微量採血のための穿刺器具(針の周辺部がディスポーザブルタイプでないもの)の取扱いに係る周知徹底及び調査の実施について(依頼)』に関する追加情報」という役所らしく長いタイトルの、2008年6月6日付の厚生労働省医政局総務課医薬食品安全対策課の事務連絡だ。

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